予約・宴会につなげる!居酒屋のホームページでの集客を解説
居酒屋のホームページを見に来る人は、大きく2つのタイプに分かれます。
一人でふらっと立ち寄りたい個人客と、忘年会や歓送迎会の幹事として、参加者のために店を探している人です。
この2人は、まったく違う情報を探しています。
個人客が見ているのは、今から入れるかどうかです。
一方で幹事は、「12人で個室が取れるか」「予算は4,000円で収まるか」「キャンセルはいつまでか」を確かめています。
先に結論をお伝えします。
居酒屋のホームページで最も価値があるのは、幹事向けの情報です。
個人客は地図と口コミで決めることが多い一方、幹事は予約の前に必ず詳細を確認します。
しかも、1件の予約で10人以上の来店につながることも珍しくありません。
この記事では、両方の目線に応える情報の揃え方を網羅的に整理しました。
飲食店全般の考え方は飲食店のホームページ集客にまとめていますので、あわせてご覧ください。
この記事で分かること
- 幹事と個人客で見る情報の違い
- 居酒屋のホームページに必要な6つの情報
- 宴会コースと飲み放題の書き方
- 個室・座敷・貸切の伝え方
- キャンセル規定を書く理由
- 忘年会・歓送迎会シーズンの準備
- 個人客向けの情報
- グルメサイト・SNSとの役割分担
- よくある失敗
居酒屋のホームページは、幹事と個人客で見る情報が違う
まずは、個人客と幹事がそれぞれ何を見て店を決めているのかを整理しておきましょう。
この違いが分かると、ホームページにどの情報から載せればいいのかが見えてきます。
見ている場所がまったく違う
同じ「居酒屋を探す」でも、個人客と幹事が確認する項目はほとんど重なりません。
下記の表で並べてみると、その差がはっきりします。
| 個人客 | 宴会の幹事 | |
|---|---|---|
| 探すきっかけ | 今から飲みたい | 日程が決まった |
| 検索の言葉 | 「◯◯駅 居酒屋」 | 「◯◯ 個室 10人 宴会」 |
| 決める速さ | 数分 | 数日かけて比較 |
| 見る情報 | 場所、営業時間、価格帯 | 人数、個室、コース、予算、キャンセル規定 |
| 失敗の重み | 自分だけ | 全員に迷惑がかかる |
このように、幹事は店選びで失敗できない立場にあります。
自分ひとりの食事なら、多少外しても笑い話で済みます。
けれども10人を連れて行った店が外れると、その場の空気が気まずくなり、幹事の評価にも関わります。
そのため幹事は、不安を一つずつ消せる情報を探しています。

1件あたりの重みが違う
もうひとつ、1件の予約が持つ重みもまったく違います。
| 個人客 | 幹事 | |
|---|---|---|
| 1件の来店人数 | 1〜2人 | 8〜30人程度 |
| 客単価の合計 | 数千円 | 数万円 |
幹事の予約が1件入れば、個人客の来店を何件も重ねたのと同じくらいの売上になります。
ホームページに手間をかけるなら、まずは幹事向けの情報から整えましょう。

個人客向けの情報も要る
とはいえ、個人客を切り捨てる必要はありません。
個人客が確認する情報は幹事ほど多くないため、下記の4つがあれば十分です。
- 今日開いているか
- 何時までか
- ひとりでも入れるか
- 価格帯
それぞれの書き方は、後半の「個人客向けの情報」で詳しくお伝えします。
居酒屋のホームページに必要な、幹事が確認する6つの情報
ここからは、幹事が店を決める前に必ず確認する情報を順に見ていきます。
どれか1つでも欠けていると、幹事は電話で確かめるか、別の店を探すことになります。
1. 収容人数と、個室の有無
幹事が最初に確認するのは、自分たちの人数が入れるかどうかです。
席の構成は、下記のように具体的に書いておきましょう。
| 情報 | 書き方 |
|---|---|
| 総席数 | 全48席 |
| テーブル席 | 4名×6卓 |
| 個室 | 6名個室×2、12名個室×1 |
| 座敷 | 20名まで |
| 貸切 | 30名以上で可 |
「個室あり」とだけ書いてあっても、幹事は自分たちが入れるかを判断できません。
例えば12人の会を探している幹事にとって、6名用の個室しかない店は候補から外れます。
何人用の個室が何室あるかまで書いておけば、問い合わせなしで判断してもらえます。

2. コースの内容と価格
次に見られるのが、コースで何が出て、いくらかかるかです。
幹事は参加者に会費を伝える必要があるため、料理の品数と飲み放題の有無、税込の金額がそろっていないと案内が作れません。
コース表の具体的な書き方は、次の「宴会コースと飲み放題の書き方」で詳しくお伝えします。
3. 飲み放題の条件
飲み放題は店によって条件がかなり違います。
幹事は下記の4点を見て、参加者に説明できるかを確認しています。
- 時間(90分・120分)
- ラストオーダーは何分前か
- 付けられる銘柄の範囲
- 延長できるか、いくらか
「飲み放題あり」だけでは、何が飲めて何分で終わるのかが分かりません。
時間や対象の銘柄など、条件まで必ず書いておいてください。
4. 予算の目安
コース以外で使う場合も、ひとりあたりの目安を書いておくと親切です。
通常のご利用で、おひとり 3,500円〜4,500円が目安です。
幹事は参加者から会費を集めるため、先に金額を決める必要があります。
目安が分からない店は会費を決められないので、候補に残りにくくなってしまいます。
5. キャンセル規定
キャンセル規定を書いている居酒屋は、それほど多くありません。
けれども幹事は、直前に参加人数が変わることを前提に店を選んでいます。
規定を先に書いておくだけで、他の店より安心して予約してもらえます。
書き方は後半の「宴会のキャンセル規定をホームページに書く理由」で詳しく解説します。
6. 予約の方法と期限
幹事は日程が決まってから動くため、まず予約が間に合うかどうかを確認します。
予約の受け方については、下記の3点を書いておきましょう。
- 電話のみか、Webでも取れるか
- 何日前までに予約が必要か
- 人数の変更はいつまで可能か
特に大人数の会では、何日前まで予約できるかが必ず確認されます。
期限が分からないと、幹事は念のため別の店も押さえてしまうので注意しましょう。
宴会コースと飲み放題の書き方
続けて、幹事が最も時間をかけて見比べるコース表と飲み放題の書き方をお伝えします。
コース表の書き方ひとつで、幹事がそのまま参加者に案内を出せるかどうかが決まります。
コース表に必ず入れる項目
コース表は、幹事が参加者に共有する案内そのものになります。
下記の6項目が揃っていれば、幹事はそのまま転記して案内を作れます。
| 項目 | 理由 |
|---|---|
| コース名 | 区別のため |
| 価格(税込) | 会費を決めるため |
| 品数 | 量の見当をつけるため |
| 主な料理の内容 | 何が出るか分からないと選べない |
| 飲み放題の有無 | 付くか付かないかで金額が変わる |
| 最少催行人数 | 2名からか、4名からか |
「全8品 4,000円」だけでは足りない
品数と金額だけでは、どんな料理が出るのかが分かりません。
何が出るか分からないコースは、幹事が参加者に説明できないため選ばれにくくなります。
主要な料理を3〜4品は、具体的に書いておきましょう。
【宴会コース 4,000円(税込・飲み放題120分付)全8品】
前菜3種盛り/お造り3点/鶏の唐揚げ/季節の天ぷら/〆のご飯もの/デザート ほか
このように書いておけば、量と内容の見当がつくので、幹事も安心して選べます。
価格は税込で書く
幹事は、参加者から集める会費を先に計算します。
税抜で表示されていると、当日の支払額と会費がずれてしまいます。
そのため、価格は税込・サービス料込みの金額で明示してください。
サービス料が別にかかる場合は、その旨も書いておきましょう。
飲み放題の細部
飲み放題は、当日にもめごとが起きやすい部分です。
そのため、下記のように、条件まで書き切っておきましょう。
| 項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 時間 | 120分(L.O. 30分前) |
| 対象 | 生ビール、日本酒3種、焼酎、サワー各種、ソフトドリンク |
| 対象外 | 一部の地酒・ボトル |
| 延長 | 30分 500円 |
| 単品での注文 | 可・おひとり 1,500円 |
「一部対象外あり」とだけ書いてあると、当日に頼んだお酒が対象外で気まずくなることがあります。
何が対象から外れるのかまで書いてください。
アレルギー・苦手食材への対応
幹事は、参加者の中にアレルギーや苦手な食材がある人がいないかを気にしています。
対応できるなら、下記の2点まで書いておきましょう。
- 事前に相談すれば変更できるか
- 何日前までに伝えればよいか
もし対応が難しい場合も、その旨を書いておくほうが親切です。
幹事が早い段階で別の店を検討できるので、結果的にお互いの手間が減ります。
個室・座敷・貸切の伝え方
続いて、個室と席の伝え方をお伝えします。
人数が入るかどうかに加えて、部屋の様子や使うときの条件まで分かれば、幹事は安心して予約を入れられます。
写真を載せる
幹事は、参加者が座る場所を想像しながら店を選んでいます。
そのため、文字で「個室あり」と書くより、写真を1枚載せるほうが確実に伝わります。
下記の3枚があれば十分です。
- 個室の中から撮った写真
- 何人座れるか分かる角度
- テーブルの大きさが分かるもの
明るさだけ調整して、実際の見え方どおりに撮るのがおすすめです。
個室の条件を書く
多くの店で、個室の利用には条件があります。
下記の4点は、予約の前に幹事が知っておきたい情報です。
- 何名から利用できるか
- 追加料金がかかるか
- 予約時に指定できるか
- 完全個室か、半個室か
中でも注意したいのが、半個室を「個室」と書いてしまうことです。
幹事は周りに気を使わずに話せると思って予約しているため、当日に仕切りがカーテンだと分かるとがっかりされてしまいます。
扉があるのかカーテンなのか、正確に書いてください。
掘りごたつ・座敷
年配の方が参加する会では、座敷が使えるかどうかが判断材料になります。
正座がつらい方がいると、それだけで店を変えることもあります。
下記の2点を書いておくと、年配の方がいる会の幹事も判断しやすくなります。
- 掘りごたつか、正座か
- 椅子席に変更できるか
椅子席に変えられると分かれば、足腰が気になる方がいる会でも候補に残してもらえます。
座敷の写真とあわせて載せておくと、席の様子がより伝わります。
貸切の条件
貸切を受けているなら、下記の3点を書きましょう。
- 何名から可能か
- 曜日や時間帯の制限があるか
- 最低利用金額があるか
貸切を探している幹事は、条件が書いていない店にはなかなか問い合わせません。
電話で一から聞くのは手間がかかるためです。
条件を書いておけば、比較の段階で候補に入れてもらえます。
宴会のキャンセル規定をホームページに書く理由
ここからは、幹事が必ず確認する情報のうち、キャンセル規定をもう少し詳しく見ていきます。
書いたほうがいい理由と書く内容、伝えるときの言葉選びまで順にお伝えします。
書かない店が多い
キャンセル規定を書くと印象が悪くなるのでは、と考えて書かない店は少なくありません。
確かに、お金の話を先に出すことに抵抗がある気持ちはわかります。
しかし、実際はその逆です。
幹事は、参加人数が直前で変わることを前提に考えています。
そのため規定が書いていない店は、後から何を言われるか分からない店として避けられてしまいます。
書くべき内容
キャンセル規定は、難しく考える必要はありません。
下記の4項目を書いておけば十分です。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 人数変更の期限 | 3日前まで |
| キャンセル料の発生時期 | 前日50%、当日100% |
| 減員の扱い | 前日以降は当初人数でのご精算 |
| 連絡方法 | お電話にてご連絡ください |
書くとどうなるか
キャンセル規定を書いておくと、幹事の不安が一つ消えます。
幹事は予約を入れる前から、「急に来られなくなった人が出たらどうしよう」と考えています。
規定が書いてあれば、その不安に先に答えていることになります。
加えて、実際にキャンセルが出たときにも、書いてあるとおりに対応すればもめずに済みます。

表現に配慮する
キャンセル規定は、冷たく書く必要はありません。
例えば下記のように、理由を添えて丁寧に書くことができます。
お料理の仕入れがございますため、3日前を過ぎましてからの人数変更につきましては、当初の人数でのご精算をお願いしております。
ご事情がある場合はご相談ください。
このように理由を添えておくと、幹事にも参加者にも納得されやすくなります。
忘年会・歓送迎会シーズンに向けた準備
次に、忘年会や歓送迎会といった宴会シーズンに向けた準備をお伝えします。
情報を揃えていても、載せる時期が遅れると幹事の目に留まらないので、時期もあわせて押さえておきましょう。
動く時期を押さえる
宴会には、会ごとに決まった動きの時期があります。
下記のとおり、幹事が探し始めるのは会の1〜2ヶ月前が目安です。
| 時期 | 探される会 | 検討が始まる時期 |
|---|---|---|
| 12月 | 忘年会 | 10月下旬〜11月 |
| 1月 | 新年会 | 12月 |
| 3〜4月 | 歓送迎会 | 2月下旬〜3月 |
| 7〜8月 | 暑気払い | 6月下旬 |
幹事は早めに候補を絞り始めるため、12月に入ってから告知を出しても間に合いません。
シーズンが来る前に準備を済ませておくことが、宴会の予約を取るための前提になります。
シーズン前にやること
繁忙期の前にやることは、下記の4つです。
まず、コース内容を確定して掲載します。
「忘年会コース」を用意するなら、10月には載せておくのが目安です。
次に、予約の受付状況が分かるようにします。
例えば下記のような一言を、トップページに置いておきましょう。
- 12月の金曜はほぼ埋まっています
- 平日はまだ空きがあります
この一言があると、「早めに動かないと取れない」ことが伝わるので、幹事が予約を急ぐきっかけになります。
そして、予約の期限を明示します。
下記のように、締切を一行書いておきましょう。
12月のご予約は11月末までにお願いいたします。
最後に、大人数の可否を目立たせます。
20名以上、30名以上に対応できるなら、トップページから分かるようにしておくと、大人数の幹事の目に留まりやすくなります。
繁忙期を過ぎたら戻す
シーズンが終わったら、告知は下げておきましょう。
1月になっても「忘年会コース受付中」が出ていると、更新されていない店に見えてしまいます。
せっかく整えたホームページでも、古い情報が一つ残っているだけで、営業しているのか不安に思われることがあります。

個人客向けの情報
続いて、個人客向けの情報をお伝えします。
個人客が見る情報は幹事向けほど多くないため、下記の4つを押さえておけば十分です。
1. 今日開いているか
個人客が最もよく確認するのは、今日開いているかどうかです。
営業時間と定休日に加えて、臨時休業も分かった時点で載せておきましょう。
行ってみたら閉まっていたという経験は、次の来店をためらわせてしまいます。
2. 何時までか
閉店時間だけでなく、ラストオーダーも必ず併記してください。
24:00閉店(L.O. 23:00 / ドリンクL.O. 23:30)
料理と飲み物でラストオーダーが違う場合は、両方書いておきましょう。
二軒目として遅い時間に来る人は、何時まで注文できるかで店を決めています。
3. ひとりでも入れるか
ひとりで入れるかどうかは、カウンター席があるかで判断されます。
写真があるとさらに確実なので、下記のような一文と合わせて載せておきましょう。
カウンター8席。
おひとりさまも歓迎しています。
席数と一言があるだけで、ひとりで入れる店を探している人も来店を決めやすくなります。
カウンター席がない店でも、「おひとりさまはテーブル席へご案内します」のように書いておけば同じように伝わります。
4. 価格帯
はじめての店に入るとき、いくらかかるか分からないのは不安なものです。
そのため、下記のように、ひとりあたりの目安を一行書いておきましょう。
おひとり 3,000円〜4,000円が目安です。
この一行がないと、ふらっと入りたい人ほど入りづらくなってしまいます。
グルメサイト・SNSとホームページの役割分担
では、グルメサイトやSNSも使っている場合、ホームページには何を載せればいいのでしょうか?
ここでは、3つの媒体それぞれの役割と使い分けをお伝えします。
3つの媒体の役割
グルメサイト・SNS・ホームページは、それぞれ得意なことが違います。
3つとも同じ内容を載せる必要はありません。
| 媒体 | 得意なこと | 載せるもの |
|---|---|---|
| グルメサイト | 比較・予約 | クーポン、口コミ、予約枠 |
| SNS | 日々の変化 | 本日のおすすめ、仕入れ、空席情報 |
| ホームページ | 詳細な判断材料 | コース全体、個室の条件、キャンセル規定 |
グルメサイトだけでは足りない理由
グルメサイトは、掲載できる情報量に制限があります。
しかも、同じページには競合の店も並んでいます。
比較の中で選ばれるには、グルメサイトに載せきれない詳しい情報が必要になります。
加えて、グルメサイトには掲載料や予約手数料がかかります。
ホームページからの直接予約が増えれば、その負担を減らすことにもつながります。
SNSの役割
SNSは、空席情報のように日々変わる情報との相性がいい媒体です。
本日、20時以降のお席に空きがございます。
こうした情報は、時間がたてば流れていってもかまわない種類のものです。
一方で、コース内容やキャンセル規定は、いつでも確認できる場所に置いておきましょう。
ホームページの役割
ホームページは、幹事が比較検討するための材料を置く場所です。
グルメサイトで店を見つけて、詳細を確認しにホームページへ来る。
幹事の多くは、このような流れで店を絞り込んでいます。
そのとき、グルメサイトと同じ情報しか載っていなければ、わざわざ見に来た意味がありません。
コース全体や個室の条件など、ホームページでしか分からない情報を載せておくことで、見に来た幹事の背中を押せます。
情報を一致させる
営業時間、電話番号、住所の3つは、すべての媒体で一致させてください。
媒体によって情報が違っていると、見た人はどちらを信じていいか分からなくなってしまいます。
Googleビジネスプロフィール側の設定は飲食店のMEO対策にまとめていますので、合わせてご確認ください。
居酒屋のホームページでよくある失敗
最後に、居酒屋のホームページでよくある失敗をまとめます。
どれもつい起きてしまいがちなので、公開前に確認しておきましょう。
コースの中身が書いていない
「全8品 4,000円」とだけ書いてあると、量も内容も見当がつきません。
幹事は参加者に、どんな料理が出るのかを説明する必要があります。
主要な料理を3〜4品書いておくだけで、候補に残りやすくなります。
個室の人数が書いていない
「個室あり」だけでは、自分たちの人数で入れるかが分かりません。
12人の会を探している幹事にとって、6名用の個室は使えない部屋です。
そのため、何人用の個室が何室あるかまで書いてください。
飲み放題の条件が曖昧
時間やラストオーダー、対象外の銘柄が曖昧なままだと、当日もめる原因になります。
頼んだお酒が対象外だと分かったとき、気まずい思いをするのは幹事です。
そうならないためにも、条件は表にして書き切っておきましょう。
キャンセル規定がない
幹事は、参加人数が直前で変わることを前提に店を選んでいます。
規定が書いていない店は、後で何を言われるか分からないため避けられてしまいます。
書いてあるほうが、むしろ安心して予約してもらえます。
価格が税抜
幹事は、参加者から集める会費を先に決めます。
税抜で書かれていると、その計算が実際の支払額とずれてしまいます。
そのため、価格は税込で書いてください。
宴会コースの掲載が遅い
忘年会の店を探し始めるのは、10月下旬ごろからです。
11月に入ってから載せても、幹事はすでに候補を絞り終えていることがあります。
シーズンの1〜2ヶ月前には掲載しておいてください。
シーズンが過ぎても告知が残っている
1月に「忘年会コース受付中」が出ていると、更新されていない店に見えます。
場合によっては、営業しているかどうかまで疑われてしまいます。
シーズンが終わったら、告知は忘れずに下げておきましょう。
席数だけあって写真がない
「12名個室あり」と書いてあっても、その部屋の広さまでは伝わりません。
幹事は参加者が座る様子を想像しながら店を選んでいます。
個室や座敷は、写真を1枚入れるだけで判断してもらいやすくなります。
よくある質問
ここでは、居酒屋のホームページについてよくいただく質問にお答えします。
グルメサイトとの違いやコースの数、キャンセル規定の書き方など、迷いやすい点をまとめました。
Q. グルメサイトに載せていれば、ホームページは要りませんか。
グルメサイトとホームページは役割が違います。
グルメサイトは掲載できる情報量に制限があります。
そのため、コースの詳細や個室の条件、キャンセル規定といった、幹事が比較のために見る情報を置く場所が別に必要です。
加えて、ホームページからの直接予約が増えれば、手数料の負担も減らせます。
Q. 宴会コースは何種類くらい必要ですか。
3種類程度が目安です。
- 手頃な価格帯
- 標準
- 少し贅沢
種類が多すぎると、幹事がかえって選びにくくなってしまいます。
Q. キャンセル規定を書くと、予約が減りませんか。
減ることはほとんどありません。
幹事が避けるのは、規定が書いていなくて、後から何を言われるか分からない店です。
先に書いてあるほうが、安心して予約してもらえます。
Q. 貸切に対応していません。書く必要はありますか。
書いておきましょう。
貸切できるかどうかが分からないと、幹事は問い合わせの手間をかけることになります。
対応していないことが分かれば、お互いの時間を節約できます。
Q. 写真は誰が撮ればいいですか。
スマートフォンで撮ったもので構いません。
大切なのは、個室の広さや席の様子が分かることです。
明るい時間に、実際の見え方どおりに撮れば十分です。
Q. 忘年会シーズンはいつから告知すべきですか。
10月下旬が目安です。
幹事は会の1〜2ヶ月前から店を探し始めます。
12月に入ってからでは、多くの幹事がすでに予約を済ませています。
Q. 個人客と幹事、どちらを優先すべきですか。
まずは幹事向けの情報から整えましょう。
個人客は地図と口コミで決めることが多く、ホームページを見ないまま来店することもあります。
一方で幹事は必ず詳細を確認し、1件の予約で10人以上の来店につながることもあります。
まとめ
最後に、この記事の要点を整理します。
居酒屋のホームページは、まず幹事のために作りましょう。
個人客は地図と口コミで店を決めることが多い一方、幹事は必ず詳細を見てから予約します。
そして、1件の予約で10人以上の来店につながることもあります。
そのため、幹事が確認する下記の6つから揃えていきましょう。
- 収容人数と個室(何人用が何室あるか)
- コースの内容と価格(主な料理を具体的に)
- 飲み放題の条件(時間・対象外・延長)
- 予算の目安
- キャンセル規定
- 予約の方法と期限
個人客向けの情報は、これほど揃える必要はありません。
下記の4つがあれば十分です。
- 今日開いているか
- 何時までか(ラストオーダー併記)
- ひとりでも入れるか
- 価格帯
あとは、告知を出す時期を外さないことです。
幹事は会の1〜2ヶ月前から動くため、下記を目安に準備しておきましょう。
| 会 | 告知を出す時期 |
|---|---|
| 忘年会 | 10月下旬 |
| 新年会 | 12月 |
| 歓送迎会 | 2月下旬 |
シーズンが終わったら、告知は忘れずに下げておきましょう。
古い告知が残っていると、更新されていない店に見えてしまいます。
最後にひとつだけ。
キャンセル規定は、書いたほうが選ばれます。
書いていない店のほうが、幹事にとってはリスクとして避けられてしまいます。
飲食店全般の考え方は飲食店のホームページ集客に、Googleマップ側の設定は飲食店のMEO対策にまとめています。
関連記事
- 飲食店のホームページ集客|予約につなげる7つの要素
- 飲食店のMEO対策|Googleマップから予約につなげる
- レストランのホームページ集客
- カフェのホームページ集客
- MEO対策とは|Googleビジネスプロフィールで店舗集客を始める基本

